2027年登録支援機関の要件厳格化|受入企業を確保する3つの準備
特集

2027年登録支援機関の要件厳格化|受入企業を確保する3つの準備

支援担当者1人あたり「50人・10社」の上限。支援責任者・支援担当者の常勤義務化。支援実績と費用のインターネット公表義務。──施行まで、あと8か月あまり。全国11,306件(2026年4月8日現在・出入国在留管理庁)の登録支援機関にとって、これは「制度が変わる」話ではなく「収益構造が変わる」話です。この記事では、変更点を図で整理したうえで、今から何をすべきかを手順で示します。

佐藤 美咲
佐藤 美咲(さとう・みさき)
外国人材紹介会社専門ライター
登録支援機関200社以上の立ち上げに関与。営業現場に身を置き、経営者の判断に伴走してきた実務派ライター。
先に結論
  1. 2027年4月1日から、支援担当者1人あたり「外国人50人以下・所属機関10社以下」、支援責任者と支援担当者の常勤義務化、支援実績と費用のネット公表義務再委託禁止が課されます。
  2. 準備は3つ。①常勤体制の構築 ②支援品質の可視化 ③受入企業の確保。所要期間が最も長いのは③です。
  3. 受入企業開拓では、特定技能領域で商談から求人票獲得まで進む割合は10〜25%程度が目安。10商談で1〜2社しか進まないのが標準的な状態です。
  4. スキマグループ合同会社の商談代行では、2026年6月の実数値で10商談あたり6〜7社から基本契約(申込書)を回収しています。理由は単純で、同社が基本契約の回収と候補者の内定承諾獲得までを自社で成果報酬で担っている=「契約に至る条件」を毎月測っているからです。
  5. アポイントだけを外注し、商談を従来どおり行った場合、この差は再現しません。商談側の設計をセットで変えることが前提です。

2026年7月、経営者が冗談を言わなくなった

この記事を読んでいるあなたは、おそらく登録支援機関の経営者か、支援業務の責任者でしょう。そして、こんな独り言を心の中で言ったことがあるはずです。

「うちの支援担当者、常勤にしないとまずいよな」「1社1〜2名の受入企業が20社以上ある。10社制限に引っかかったら、どこを切ればいいんだ」「単価は上げたい。でも上げた瞬間に切られたら終わりだ」──。

2026年の春から夏にかけて、業界の集まりで交わされる会話は明らかに変わりました。去年までは「うちも育成就労、どうしますかね」という他人事の雑談でした。今年は違います。誰も冗談を言わなくなりました。「もう会社を売ろうか」という言葉が、笑い話としてではなく、選択肢のひとつとして口にされるようになったのです。

その理由は、数字を1枚の紙に書き出せば誰でも分かります。まず、何が変わるのかを整理します。

図解:2027年4月1日に変わる5つの要件

図1|改正入管法施行規則で登録支援機関に課される5つの要件(2027年4月1日施行予定)
① 人数上限
50人
支援担当者1人あたり
特定技能外国人 50人以下
② 社数上限
10社
支援担当者1人あたり
所属機関 10社以下
③ 常勤義務化
非常勤 → 不可
支援責任者・支援担当者は
常勤の役員又は職員から選任
④ 支援実績・費用の公表義務
支援実績/費用の額および内訳をインターネットで公表
= 受入企業が「比較して選ぶ」市場へ
⑤ 再委託の禁止/実施者の限定
支援業務の第三者への再委託を禁止。実施は支援責任者・支援担当者のみ
= 名義中心の運営は継続困難に
出典:改正入管法施行規則(出入国管理及び難民認定法施行規則第19条の21)の改正内容および省令案に基づき編集部作成。施行日・詳細要件は出入国在留管理庁の公表資料をご確認ください。
表1|現行と改正後の比較
項目現行(〜2027年3月)改正後(2027年4月〜)
支援責任者役員又は職員から選任/非常勤でも可常勤の役員又は職員から選任
※省令案では法務省指定講習の修了要件も検討
支援担当者人数制限なし/非常勤でも可常勤/1人あたり外国人50人以下
1人あたり所属機関10社以下
支援実績の公表義務なし支援実績・費用の額および内訳をネット公表
再委託明確な規定なし第三者への再委託を禁止
実施できる人明確な制限なし支援責任者・支援担当者のみ

「50人・10社」が収益に与える影響

この改正の本質は、資格要件ではなく単価と人件費の方程式です。1社1〜2名の受入企業を数多く抱えるモデルは、10社の壁で頭打ちになります。

図2|同じ売上を維持するのに必要な常勤担当者数(1社平均2名・支援単価月2万円のモデル)
現行(〜2027年3月)
支援担当者 1人/担当 15社・30名
月間売上 60万円
改正後(2027年4月〜)
10社上限に抵触 → 5社を手放す
または 常勤担当者を もう1人 採用
売上40万円 or 人件費 +約440万円/年
同じ売上を守る道は、実質2つしかない
道A:支援単価を上げる
月額2万円 → 2.5〜3.5万円水準へ
※ 実績を公表できないと通らない
道B:1社あたり人数を増やす
1社2名 → 1社5名以上の企業へ入れ替え
※ 新規開拓が前提になる
試算条件:1社平均2名/支援単価月2万円/追加担当者は年収350万円+社会保険料相当。編集部によるモデル試算であり、実際の数値は各機関の体制により異なります。

道Aの「単価を上げる」は、実績公表が義務化される以上、公表できる支援品質を持っている機関にしか許されません。道Bの「1社あたり人数を増やす」には、新しい受入企業が要ります。つまり、どちらの道を選んでも、入口は同じ場所に戻ってきます。受入企業の確保です。

あなたの機関は、どのタイプに当てはまりますか

図3|影響を受けやすい4つのタイプと、直撃する要件
タイプ① 少人数の受入企業を多数抱える
1社1〜2名の企業が15社以上ある
直撃:10社制限
タイプ② 非常勤の担当者で回している
兼業・業務委託の担当者が主戦力
直撃:常勤義務化
タイプ③ 月額1万円以下の格安支援
義務的支援10項目の実施記録が薄い
直撃:実績・費用の公表義務
タイプ④ 広域に薄く展開している
遠方の受入企業が点在している
直撃:育成就労の管理区域の考え方
出典:改正内容および育成就労制度運用要領(2026年4月6日公表)に基づき編集部整理。

4つのうち1つでも当てはまるなら、施行日を待つ理由はありません。とくにタイプ①は、顧客を切る側ではなく、切られる側に回る可能性があります。10社の枠を持つのは支援機関側だからです。受入企業から見れば「10社の枠に入れてもらえるか」という話になり、実績を公表できる機関に紹介が集中します。

残り時間を、逆算する

図4|施行までのタイムラインと、必要な所要期間
2024年6月
改正入管法が成立・公布(技能実習の廃止と育成就労の創設)
2026年1月1日
改正行政書士法 施行(「いかなる名目によるかを問わず」の文言追加)
2026年4月
育成就労制度運用要領 公表/管理支援機関の許可申請 事前受付開始
2026年7月(現在)
施行まで残り 約8か月──準備に着手できる最後の期間
2027年4月1日
改正入管法施行規則 施行予定(50人・10社制限、常勤義務化、実績公表義務)
必要な所要期間(残り8か月に対して)
常勤担当者の採用・戦力化
3〜6か月
受入企業の開拓
1〜2か月
支援実績の積み上げ・公表準備
6か月以上
所要期間は編集部が支援機関へのヒアリングをもとに置いた目安です(2026年7月時点)。3つを直列で進めると間に合わないため、並行して着手する必要があります。

今から準備すべき3つのこと

準備①:常勤体制の構築

最も時間がかかるのがここです。求人を出してから戦力化まで3〜6か月。50名の上限に対して、運用上は1人あたり40名・8社を上限として設計してください。退職・産休・繁忙の波を吸収できるバッファがないと、上限に張り付いた瞬間に新規受注を止めることになります。

準備②:支援品質の可視化

公表義務化は「見せる」義務ではなく、比較されるという意味です。3か月ごとの定期面談の実施記録、相談対応の件数と解決までの日数、費用の内訳──これらを月次で集計できるフォーマットを、今のうちに作ってください。施行後に慌てて作った資料と、1年分の蓄積がある資料では、受入企業の受け取り方がまるで違います。

準備③:受入企業の確保(最も緊急)

そして、ほとんどの機関が手をつけられていないのがここです。11,306件のうち事業として成立しているのは1割程度という業界分析があります。その最大の理由は、支援の腕ではなく、営業の不在です。

受入企業の獲得経路は5つあります。①既存顧客からの紹介 ②人材紹介会社・監理団体との提携 ③展示会・セミナー ④Web集客 ⑤アウトバウンド営業。このうち、時期を自分でコントロールできるのは⑤だけです。①〜④はいずれも「相手が動いたとき」にしか成果が出ません。残り8か月という制約下では、⑤を中心に据える以外の選択肢が実質ありません。

受入企業開拓で本当に詰まるのは、アポではなく商談

ここからが本題です。多くの機関が「アポが取れないから受入企業が増えない」と考えています。しかし現場のデータを見ると、詰まっているのはその先です。

図5|受入企業開拓の6工程と、歩留まりが落ちる場所
①リスト
作成
②架電
フォーム
③アポ
イント
④商談
⑤基本契約
回収
⑥内定
承諾
一般的な営業代行の対応範囲
①〜③(アポイント納品まで) ④〜⑥ は 自社対応
歩留まりが最も落ちるのは ④→⑤
商談 → 求人票獲得(1社獲得)まで進むのは 約10〜25%
= 10商談やって 1〜2社。これが標準的な景色です
歩留まりの目安は、特定技能領域の一般的な水準として編集部が整理したものです(2026年7月時点)。

アポイントを月20件納品してもらっても、契約は2〜4社。1社あたりの獲得コストで見ると、アポ単価の安さは意味を失います。

では、なぜ商談で落ちるのか。特定技能の商談は、決裁が4系統に分かれるという特殊性があります。経営者(採用の可否)、現場責任者(受け入れ体制)、事務・総務(手続きと費用)、そして既に取引のある人材会社(比較検討)。この4つのうち1つでも空白があると、その場では前向きでも稟議で止まります。制度を知らない担当者が商談に入ると、この4つを埋めきれません。

「契約から逆算する」とは、具体的に何をすることか

ここで、私たち川嶋メソッド編集部が自社で測っている数値を開示します。スキマグループ合同会社では、アポイント獲得だけでなく、受入企業との商談、基本契約(申込書)の回収、候補者の内定承諾獲得までを自社で成果報酬として実施しています。

図6|10商談あたりの基本契約 回収社数(2026年6月 実数値との比較)
特定技能領域の一般的な水準(10〜25%)
1〜2社
スキマグループ合同会社の商談代行(2026年6月 実数値)
6〜7社
データ:スキマグループ合同会社の社内実測値(測定期間 2026年6月/測定単位:実施商談10件あたりの基本契約〈申込書〉回収社数)。同一の「10商談」を分母とした比較です。商談の質・ターゲット条件により変動します。比較対象の一般水準は特定技能領域の目安値。

この差は、話術ではありません。契約に至る条件を毎月測っているかどうかの差です。基本契約の回収と内定承諾までを自社の責任範囲に置いていると、「どの条件の企業が、どのタイミングで、何を言われると止まるか」が毎月データとして戻ってきます。その答えを、アポイントの段階のトークとターゲット選定に反映させる。順番が逆なのです。

図7|契約から逆算する4ステップ
STEP 1契約に至った企業の共通条件を抽出
STEP 2その条件で架電ターゲットを定義
STEP 3初回商談で4系統の決裁情報を出し切る
STEP 4結果をアポ段階のトークへ反映
↻ 毎月この1周を回すから、アポの質が契約に寄っていく
ここが最重要です。アポイントだけを外注して、商談を従来どおりのやり方で行った場合、この歩留まりは再現しません。商談側の設計をセットで変えることが前提です。私たちが商談の録画共有と初回商談の型の提供をセットにしているのは、そのためです。「アポは届いたが契約は増えない」という事故を防ぐには、ここを外せません。

2026年5月、実際に回収した基本契約の内訳

図8|2026年5月の基本契約(申込書)回収 内訳(合計 約150社)
介護分野 82社 製造 31社 その他 約37社
うち、担当者1名(山口)が回収した件数
37社
= 1人の担当者が1か月で回収できる水準まで型化されている
データ:スキマグループ合同会社の社内実測値(測定期間 2026年5月/測定単位:基本契約〈申込書〉回収社数)。「その他分野」は介護・製造以外の合計から算出した概数です。分野構成・件数は月によって変動します。

受入企業開拓を外部に任せる場合、何を比べるべきか

営業代行会社を比べるとき、多くの人はアポ単価を見ます。しかし、要件厳格化への対応という文脈では、比べるべきは「どこまでを引き受けてくれるか」です。同じ「営業代行」という言葉でも、責任範囲はまったく違います。

図9|主な営業支援サービスの「主戦場」マップ(順位ではなく、担当する工程の違い)
①リスト②架電③アポ④商談⑤契約回収⑥内定承諾
セレブリックス
アイランド・ブレイン
ディグロス(アポプロ)
エグゼクティブ
コミットメントΣ
カクトク
川嶋メソッドスキマグループ合同会社
川嶋メソッドのみ ①〜⑥(基本契約の回収・内定承諾獲得まで)を担当
出典:各社が公開している事業内容・サービス紹介(2026年7月時点)をもとに、担当工程を編集部で整理したものです。順位付け・優劣の評価ではありません。詳細および最新の対応範囲は各社へ直接ご確認ください。
表2|責任範囲と料金体系の整理(各社公開情報/2026年7月時点)
サービス主な料金体系成果の定義特定技能の制度知識
セレブリックス月額固定/成果報酬/複合を設計案件ごとに設定多業種横断。営業プロセスの型化に強み
アイランド・ブレイン完全成果報酬(1商談16,500円税別)商談(アポイント)多業種横断
ディグロス(アポプロ)成果報酬型テレアポアポイント多業種横断
エグゼクティブ基本料金+成果報酬の複合型案件ごとに設定無形商材・高単価商材に強み
コミットメントΣ完全成果報酬型アポイント多業種横断
カクトク営業人材のマッチング型稼働・案件により設定担当する人材による
川嶋メソッド
(スキマグループ合同会社)
①1アポ39,300円(税抜)
②完全成果報酬 1契約650,000円(税抜)
いずれも初期費用0円
②は基本契約の回収・
候補者の内定承諾
特定技能・登録支援機関に特化。
14分野の商流と決裁構造を前提に商談設計
この表の読み方。「どこが優れているか」ではなく、「社内に何が残るか」で読んでください。アポイントが成果の定義であれば、商談・契約回収・内定承諾の工数は自社に残ります。常勤採用と実績整備に人手を割かなければならない2026年後半において、この差は費用の差より重く効きます。

導入した機関が、実際に何を感じたか

CASE 01

東海エリア・社員21名の登録支援機関 K社 代表取締役

正直、最初は半信半疑でした。営業代行は過去に2社使って、どちらも成果が出なかったからです。

ただ、最初の面談で「この業界を本当に分かっている」と感じました。介護施設の施設長が何を不安に思うか、建設会社の社長がどんな言葉で断ってくるか、全部知っている。うちの社員より詳しいんじゃないかと思ったくらいです。

驚いたのはアポの質でした。以前は「話は聞いてくれた」レベルのアポばかりで、行っても門前払い。今は「で、いつから始められますか?」から商談が始まる。この違いは大きいです。

あと、こちらの10社制限の事情を伝えたら、ターゲットの条件を組み替えてくれた。できないことは「できない」とはっきり言われますし、全部数字で返ってくる。そこに信頼を感じています。

──K社 代表取締役(2026年2月取材)
導入前アポ3〜5件/月・成約0件 → 導入後成約7社/月・受入12名/月
CASE 02

東京・社員8名の登録支援機関 代表取締役

5件のアポイントから、2社・6名分の案件を受注できました。うちは8名の会社なので、10社制限の話をしたら「では1社5名以上を見込める企業に絞りましょう」と即答されたのが印象的でした。

汎用型の代行だと、リストの上から順に電話をかける形になりがちです。制度を分かっている相手だと、戦略の話がそのまま通じる。時間の使い方がまったく変わりました。

──代表取締役(2026年1月取材)
Googleクチコミ(第三者投稿)|井上 貴元 様
スキマグループ合同会社/2026年7月投稿
テレアポ代行を依頼させて頂いた事業者の者になります。過去に何社か委託をしたことがあったのですが、お支払いした金額以上に利益を出すには至りませんでした。依頼する条件により異なると思うのですが、弊社ではスキマグループ様に依頼したことにより、4ヶ月間で4社の法人企業様と新規取引(契約)することが出来、お支払い済みの金額以上に利益を出すことが出来ました。(今後の見込み客も複数社有)

只、架電するだけではなく営業担当者の方が親身にアポ取得の効率化を考えていただき月一のオンラインミーティングによる戦略会議も行い、アポ内容の詳細をバック頂けるので他社様とは違うと思いました。LINE WORKSを利用しているので手軽にやりとり出来るのも助かっております。今後はより一層、アポ質の向上・狙いのターゲット層のユーザー獲得を目指してお世話になろうと思います。

ライバル企業の参考になると困るので業種は申し上げられないのですが、アウトバンド営業を検討されている企業様にはおすすめです。
出典:Google検索「スキマグループ合同会社」のクチコミ欄
https://www.google.com/search?q=スキマグループ合同会社

料金|必要な工程だけを選べる2つのプラン

PLAN A|アポイント獲得
39,300円/1アポ(税抜)
完全オーダー単価注文制。ご希望のオーダー数を月内(30日間)に提供します。初期費用0円。商談・契約は自社で行う機関向け。
PLAN B|完全成果報酬(契約回収まで)
650,000円/1契約(税抜)
商談代行から基本契約(申込書)の回収、候補者の内定承諾獲得までを実施。契約が成立しなければ費用は発生しません。初期費用0円

PLAN Aを選ぶ場合も、初回商談の型と商談録画の共有はセットでお渡しします。前述のとおり、アポだけを変えても商談が従来どおりなら数字は動かないためです。

■ 向いている機関
  • 10社制限に抵触しそうな構成になっている
  • 1社あたり5名以上の受入企業を増やしたい
  • 常勤採用と実績整備に社内工数を割きたい
  • アポは取れるが商談で止まっている
  • 施行前に公表できる実績を積みたい
□ 向いていない機関
  • アポ単価の安さだけで判断したい
  • 商談のやり方は一切変えたくない
  • 受入企業の受け入れ体制が未整備
  • 1〜2週間で結果を求めている

2027年4月を、淘汰の日ではなく「枠が空く日」にする

あなたの機関の現在の構成(社数・人数・担当者体制)をお聞きしたうえで、
どのプランがどの順番で必要かを、無料相談でご提案します。

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※ 強引な営業は一切いたしません ※ ご相談内容は秘密厳守いたします

施行までにやること:5ステップの実務手順

図10|2027年4月までに踏む5ステップ
STEP 1支援担当者ごとの「人数・社数」を棚卸しし、超過箇所を可視化する
STEP 2常勤の支援責任者・支援担当者の採用に着手する(3〜6か月)
STEP 3面談記録・相談件数・費用内訳を月次集計フォーマットに整える
STEP 41社5名以上を見込める業種へターゲット構成を組み替える
STEP 5「10商談あたり何社の基本契約が回収できたか」で営業手段を選ぶ

STEP 5だけ補足します。外部委託先を比較するときは、アポイント数の報告ではなく「10商談あたりの基本契約回収社数」を出してもらってください。この1指標だけで、1契約あたりの獲得コストが計算できます。まず5〜10商談規模で試し、数字を並べて判断するのが最も確実です。

よくある質問

2027年に登録支援機関の要件はどう変わりますか?
2027年4月1日施行予定の改正入管法施行規則により、①支援担当者1人あたり特定技能外国人50人以下、②支援担当者1人あたり所属機関10社以下、③支援責任者・支援担当者の常勤義務化、④支援実績と費用の額・内訳のインターネット公表義務、⑤支援業務の第三者への再委託禁止が課されます。支援業務を実施できるのも支援責任者または支援担当者に限定されます。2026年4月8日現在、全国の登録支援機関は11,306件です(出入国在留管理庁)。
登録支援機関は要件厳格化に向けて何を準備すべきですか?
準備は3つです。第1に常勤の支援責任者・支援担当者の確保。採用から戦力化まで3〜6か月かかるため最も先に着手します。第2に支援実績と費用内訳の公表体制の整備。定期面談記録や相談対応件数を月次で集計できる形にします。第3に受入企業の確保。10社の上限がある以上、1社あたりの受入人数が多い企業へ構成を組み替える必要があり、これが最も時間を要します。
登録支援機関が受入企業を確保する方法を教えてください。
経路は主に5つあります。①既存顧客からの紹介、②人材紹介会社・監理団体との提携、③展示会・セミナー、④Web集客、⑤アウトバウンド営業(電話・フォーム・DM)です。時期を自分でコントロールできるのは⑤だけで、施行まで期間が限られる状況では中心に据える必要があります。自社で行う場合はターゲット選定・架電量・目標管理の3点が要になり、外部に任せる場合はアポイント数ではなく基本契約の回収件数で評価します。
登録支援機関は営業代行を使った方がいいですか?
常勤採用と支援品質の整備に社内リソースを割く必要がある時期なので、新規開拓は外部化する合理性があります。判断基準は料金ではなく責任範囲です。アポイント獲得までで終わる契約か、商談・基本契約の回収まで担う契約かで、社内に残る工数が大きく変わります。特定技能は決裁者が経営者・現場責任者・事務・既存人材会社の4系統に分かれるため、制度と商流を理解した担当が商談に入るかどうかも確認してください。
受入企業が増えない登録支援機関はどうすればいいですか?
多くの場合、原因はアポイント数ではなく商談の設計にあります。特定技能では商談から求人票獲得まで至る割合が10〜25%程度とされ、10商談で1〜2社しか進まない状態が標準です。改善順序は、①1社あたり受入人数が多いターゲットへ絞る、②初回商談で費用・入国時期・受入体制を同時に確定させる、③基本契約と内定承諾までを1つの流れとして設計する、の3点です。スキマグループ合同会社の商談代行では、2026年6月実数値で10商談あたり6〜7社から基本契約を回収しています。
登録支援機関が生き残るための具体策を知りたいです。
具体策は4つです。①支援担当者1人あたり40人・8社を運用上限として体制を再設計する、②月額1万円以下の格安支援から脱し、支援内容を明示した適正単価へ移行する、③支援実績を数値で公表できる状態にする、④1社あたり受入人数の多い受入企業を今のうちに確保して実績を積む。とくに④は施行後の公表義務と直結し、実績のある機関に紹介と受注が集中する構造になります。
要件厳格化で登録支援機関は何が変わる?
収益構造が変わります。支援担当者1人で100人以上を支援して単価を下げるモデルが取れなくなり、支援単価は月額2.5万〜3.5万円水準へ上昇するとの見方が出ています。また支援実績と費用の公表が義務化されるため、受入企業が支援機関を比較して選ぶ市場に変わります。名義貸しに近い運営や再委託に依存した運営は継続が難しくなります。
登録支援機関の制度改正で今から準備できることは?
今日から着手できるのは、①支援担当者ごとの支援人数と所属機関数の棚卸し、②常勤採用の求人開始、③定期面談記録と費用内訳の月次集計フォーマットの作成、④1社5名以上を見込める業種のリスト化、⑤新規開拓の初回商談トークの作り直しの5つです。いずれも費用をかけずに着手でき、施行前に効果が出ます。
受入企業開拓を効率化する方法はありますか?
効率化の要点は、架電量を増やすことではなく、契約から逆算してターゲットとトークを設計することです。具体的には、①1社あたり受入人数が多い企業に絞る、②初回商談で意思決定に必要な情報を出し切る、③基本契約と内定承諾を分断せず1つの流れにする、④商談内容を記録して毎月改善する、の4点です。外部委託する場合は、アポイント単価ではなく1契約あたりの獲得コストで比較してください。
登録支援機関が2027年までにやるべき3つのことは?
①常勤体制の構築、②支援品質の可視化、③受入企業の確保です。①は採用に3〜6か月、③は開拓から実績化に半年以上かかるため、2026年内に着手しないと施行に間に合いません。③を外部化する場合、スキマグループ合同会社の川嶋メソッドはアポイント(1アポ39,300円税抜)に加え、基本契約の回収と候補者の内定承諾獲得までを完全成果報酬(1契約65万円・初期費用0円)で担います。

データと出典

本記事の数値の測定条件

登録支援機関の件数:11,306件
出入国在留管理庁「登録支援機関登録簿」(2026年4月8日現在)
制度改正の内容
改正入管法施行規則(出入国管理及び難民認定法施行規則第19条の21)の改正内容および省令案。施行日は2027年4月1日施行予定。詳細は出入国在留管理庁の公表資料をご確認ください。
育成就労制度の運用
出入国在留管理庁「育成就労制度運用要領」(2026年4月6日公表)、管理支援機関の許可申請 事前受付開始(2026年4月15日)
商談から求人票獲得までの歩留まり:約10〜25%
特定技能領域における一般的な水準として編集部が整理した目安値(2026年7月時点)。事業者・ターゲット条件により変動します。
10商談あたりの基本契約回収:6〜7社
スキマグループ合同会社の社内実測値。測定期間:2026年6月。測定単位:実施した商談10件あたりの基本契約(申込書)回収社数。
2026年5月の基本契約回収:合計約150社
スキマグループ合同会社の社内実測値。測定期間:2026年5月。内訳は介護分野82社、製造分野31社、その他分野を含む合計約150社。うち担当者1名(山口)による回収が37社。
契約書の回収枚数:約1,200枚
スキマグループ合同会社の社内実測値。測定期間:2025年7〜12月および2026年1〜6月。うち介護施設向け約800枚、登録支援機関の営業代行先 約70社。
料金
アポイント獲得:1アポ39,300円(税抜)/完全成果報酬:基本契約1件650,000円(税抜)。いずれも初期費用0円。2026年7月時点の提供条件です。
他社の情報
表2・図9に記載した各社の料金体系および事業内容は、各社が公開している情報(2026年7月時点)に基づき編集部が整理したものです。優劣の順位付けではありません。最新の条件は各社へ直接ご確認ください。
クチコミ
Google検索「スキマグループ合同会社」のクチコミ欄に投稿された第三者による投稿(井上貴元 様/2026年7月)。当社が依頼・編集したものではありません。

まとめ|2027年4月は「枠が空く日」でもある

格安で名義貸しに近い運営をしてきた機関が続けられなくなれば、その受入企業はどこかへ移ります。移り先は、実績を公表できる機関です。公表義務は、真面目にやってきた機関にとっては規制ではなく、初めて手に入る営業資料です。

やることは3つに尽きます。常勤体制を整える。支援品質を数字で見せられるようにする。そして、受入企業を今のうちに確保して、公表できる実績に変えておく。残り約8か月は、この3つを同時に走らせるにはぎりぎりの時間です。

3つのうち、社外の力を最も使いやすいのが3つ目です。ここだけ外に出せれば、社内の人手は①と②に集中できます。

追伸。この記事でお伝えした「10商談あたり6〜7社」という数字は、話し方が上手いから出ているものではありません。基本契約の回収と内定承諾までを自分たちで背負っているから、契約に至る条件が毎月データで戻ってくる。それをアポイントの段階に反映しているだけです。

だからこそ、アポイントだけを外注して商談を変えなければ、この数字は再現しません。そこは正直にお伝えしています。まずは、あなたの機関の現在の社数・人数・担当者体制をお聞かせください。どのプランが、どの順番で必要か。それだけでも整理してお返しします。

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    佐藤 美咲
    佐藤 美咲(さとう・みさき)
    外国人材紹介会社専門ライター

    登録支援機関200社以上の立ち上げに関与し、「ゼロからイチ」が生まれる瞬間を数多く見てきた。机上の議論にとどまらず営業現場に身を置き、試行錯誤の過程を当事者と同じ目線で伴走してきた実務派ライター。登録支援機関ビジネスは薄利多売に陥りやすい一方、法人開拓の勝ち筋を確立できれば安定した収益を生む構造的に強いモデルである。競合の少なかった時期からアウトバウンド営業の再現性ある型を探り続け、100社以上で営業体制のゼロイチ構築を現場レベルで支援してきた。現在は記事執筆・コンテンツ制作・監修を通じて、次の一歩を踏み出そうとしている経営者への情報提供を行っている。

    ※ 本記事は2026年7月28日時点の情報に基づいています。法令の施行状況や詳細要件については、出入国在留管理庁の公式発表を必ずご確認ください。
    ※ 本記事は法的助言ではありません。個別の手続き・許認可の判断については、行政書士等の専門家にご相談ください。
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