【2025年最新】介護施設の特定技能外国人採用を成功させる営業代行会社の選び方|300コール1アポから月47アポ・成約率60%を実現した千葉県木更津市の実例
🎯 実現した驚異的な成果
インタビュイー:木下康介(仮名)/ ●●●●●●●●株式会社 営業部長
インタビュワー:佐藤美咲(さとう・みさき)/ 外国人材紹介専門ライター
最終更新:2025年7月13日
はじめに:なぜ私がこのインタビューを引き受けたのか——

正直に言います。
2025年2月3日(月)、午後5時半。私は、会社のデスクに座ったまま、ただ呆然としていました。何をすればいいのか分からない。どこから手をつければいいかも見えない。ただ時間だけが、無情に過ぎていく――そんな感覚でした。
肩書きは「営業部長」。年齢は38歳。
それでも、こんなふうに壁にぶつかるんだなと、心の底から痛感しました。
悔しくて、情けなくて。
部下に何も示せない自分が、ただ無力で。
限界でした。数字が物語っていました。
今週:298コール、0アポ。
先週:312コール、1アポ(しかもドタキャン)。
部下たちも、似たような状況。
みんな、目に光がない。
「木下部長、俺たち…これ、いつまで続けるんすか?」
入社してまだ2か月の齊藤が、ぽつりと漏らした言葉。
胸に突き刺さりました。私は、何も答えられなかった。
だって、私自身が、もう答えを見失っていたから。
でも――今は違います。
月47件のアポ。成約率は60%。
見える景色が、まるで違う。
何が変わったのか?
それは、「営業代行会社」との出会いでした。
この記事では、介護施設向けに特定技能外国人材の紹介営業で苦戦している皆さんへ、私たちがどん底から抜け出すまでに経験したすべて――
失敗と葛藤、そして成功のきっかけを、包み隠さずお話しします。
目次
1. どん底の月曜日 - 298コール0アポの衝撃
千葉県木更津市、とある月曜日の夕方
2025年2月3日(月)17時15分。
パソコンの画面に映る数字を、何度も見つめ直していた。
今日のコール数:298件
アポイント獲得:0件
数字だけが、無言で今日の現実を突きつけてくる。
ふと隣を見ると、齊藤(32歳)が無言でヘッドセットを外していた。向かいの席では、新人の鈴木(24歳)が小さくため息をついている。どの顔にも疲れと諦めがにじんでいた。
「…お疲れ様でした」
誰からともなく出た、力のない声。
それを合図にしたように、皆が静かに帰っていく。笑顔はない。達成感もない。
ただ、1日が終わった、という事実だけがそこにあった。
部長として、何か声をかけなきゃいけない。でも、何を言えばいい?
「明日また頑張ろう」?
そんな言葉、何百回も繰り返してきた。でももう、誰の心にも届かない気がしていた。
介護施設にかけるテレアポの、リアルな「断られ文句」
1年かけて介護施設に電話をかけ続けてきた。
だからこそ、相手の第一声を聞いた瞬間に、もう結果がわかる。
パターン1(43%):「新規はお断りしています」
「でも、御社の求人情報で…」と話し出そうとすると、
「既存の業者さんだけで手一杯なんです」
と言われて、プツンと電話が切れる。
パターン2(28%):「どうせ外国人でしょ…」
「N3以上の日本語力がありまして…」と伝えても、
「そういう問題じゃないんです」
の一言で終了。
パターン3(19%):「前に外国人を雇って大変だったので」
過去のトラブルを長々と話された挙げ句に、
「外国人は外国人だから」
と決めつけられる。こちらがどれだけ制度や支援体制を説明しても、届かない。
パターン4(10%):「今は募集していないので」
「情報提供だけでも…」と食い下がっても、
「必要になったら、こっちから連絡します」
営業のマニュアルには「断られてからが勝負」と書いてある。でも、それが毎日、何十件も続いたら…?
正直、心なんて、すり減る。
そして、その日の帰り道。
17時28分。
トイレの個室に逃げ込んだ。
静かに鍵を閉め、座り込んだ瞬間、ずっと張っていた糸がぷつんと切れた。
気づけば、涙がこぼれていた。
くやしさと、情けなさと、焦りと…いろんな感情がぐちゃぐちゃになって、胸の奥がぎゅっと痛んだ。
「俺…なんのために頑張ってるんだろう」
38歳、部長という肩書き。
部下もいる。でも、結果が出ない。
「みんなの前で偉そうなこと言って、俺が一番ダメじゃん…」
5分間、声を殺して泣いた。誰にも見られないように。
でも、それくらいしか、今の自分を保てなかった。
2. 震える手でGoogleを開いた17時30分

トイレから出て、決断
顔を洗って、席に戻る。
みんな帰った後のオフィス。静かだ。
「...もう、限界だ」
声に出して言ってみた。認めるのは辛いけど、このままじゃ会社が潰れる。
パソコンを開く。Googleの検索窓が目の前にある。
最初の検索「テレアポ代行」
17時31分、最初に打ち込んだのは「テレアポ代行」。
うわ、めっちゃ出てくる。でも...
- 「月額30万円〜」
- 「全業種対応!」
- 「AI搭載のテレアポ」
なんか、みんな同じ。我々は介護施設に、特定技能外国人を紹介したいんだ。テレアポ代行なら、どこでも同じなのか?
思いつく検索ワードで、探していく
「テレアポ代行 人材紹介」
うーん…まだしっくりこない。うちの業界や営業スタイルにもっとフィットするテレアポ代行、どこかにないのかな?
「テレアポ代行 外国人材」
おっ、外国人材のことを扱ってる会社なんだ。ちょっと気になる…。でも、料金やサービスの内容が詳しく書かれてないな…。これじゃ、自分に合ってるかどうか分からないし、正直ちょっと不安かも。
そして、ついに...
「営業代行会社 特定技能 外国人」
エンターキーを押すその瞬間、心のどこかで"何かが変わるかもしれない"という小さな期待が湧いていた。
これで見つからなかったら、本当に終わりだ
3. 「外国人人材紹介 テレアポ代行」の検索が導いた、起死回生の一歩
1ページ目:見慣れた名前ばかりに、ため息が漏れる
Googleで「外国人人材紹介 テレアポ代行」と検索。出てきたのは、やっぱり大手ばかり。
「人材業界の営業代行なら〇〇にお任せください」
どこも立派な言葉で飾られているけど、「介護」とか「特定技能」の文字がどこにも見つからない。
「やっぱり、都合のいい会社なんてないか……」
胸の中にじわっと広がる、あの諦めの気配。
2ページ目:専門的に見えるけど、何かが違う
2ページ目になると、「外国人材専門」といった言葉が少しずつ見えてきた。
「お、これは…?」と期待してクリック。
でも、出てきたのは──
「優秀なITエンジニアを紹介」
「製造業向けの技能実習生ならお任せください」
うーん…やっぱり違う。
介護じゃないし、特定技能でもない。
「やっぱり、もうダメかもしれない」
思わず椅子に背中を預けた。
3ページ目:まさかの出会いが、ページの下の方に
最後の望みをかけて、3ページ目をスクロール。
もう期待もしてなかったその時、下から2番目に──
目を疑うような小さな文字が飛び込んできた。
「介護施設専門|特定技能外国人材の営業代行」
「……え?」
一瞬で目が覚めた。反射的に画面に顔を近づけ、手が震えながらクリック。
開いた瞬間、心臓が止まりそうになった
サイトを開いて、最初に目に飛び込んできたのは──
「介護施設への営業で、300コール1アポ。それ、あなたのせいじゃありません」
「……うわっ」
思わず声が出た。
まさに、今の自分の数字そのものだった。
続きを読む。
「特養と老健、グループホームと有料。それぞれアプローチ方法、変えていますか?」
……変えてない。というか、考えたことすらなかった。
「施設長に『外国人介護士』と言った瞬間、心のシャッターが下りる。その理由、分かりますか?」
……わからない。でも、確かに感触が悪かった理由、これかもしれない。
実績を見て、息を呑んだ
スクロールしていくと、次々と出てくる導入企業の成果。
千葉県(従業員12名)
Before:月1,200コール → 4アポ(成約率8%)
After:月1,000コール → 42アポ(成約率65%)(3ヶ月後)
埼玉県(従業員8名)
Before:月800コール → 2アポ(成約率12%)
After:月800コール → 38アポ(成約率58%)(2ヶ月後)
神奈川県(従業員15名)
Before:月1,500コール → 5アポ(成約率15%)
After:月1,200コール → 51アポ(成約率62%)(4ヶ月後)
「……これ、マジで?」
手にしていたマウスが止まった。
思わず背筋が伸びる。
もしかしたら──ここから変われるかもしれない。
4. 初回面談で起きた「目から鱗」体験

2月6日(火)14:00 - 運命のWeb面談
問い合わせをした翌日、すぐに返信が来た。
そして3日後、初回のWeb面談。
画面に映ったのは、40代後半の女性。落ち着いた雰囲気だけど、目に力がある。
「初めまして、●●●●●●●●の楠と申します。元々、私も介護施設で働いていました」
え、介護施設にいた人?
最初の質問で度肝を抜かれる
楠:「木下さん、ちょっと質問してもいいですか?
特養の施設長と、老健の事務長。電話で話すとき、反応の違いって感じたことありません?」
私:「うーん……正直、そこまで意識してませんでしたね」
楠:「それが、"300件かけて1件しかアポが取れない"原因のひとつなんです」
そう言われて、共有された画面を見た瞬間、思わず息をのんだ。
【施設種別ごとの決裁者の特徴と関心事】
■ 特別養護老人ホーム(特養)
決裁者:施設長(看護部長の声を重視)
関心:夜勤体制
NGワード:「人材紹介」「採用の件」
効果的なキーワード:「人材の質」「職員の負担軽減」
■ 介護老人保健施設(老健)
決裁者:事務長(リハビリ部門の意見を重視)
関心:リハビリ
NGワード:「採用」
効果的なキーワード:「料金」
■ グループホーム
決裁者:ホーム長(現場スタッフの意見が最優先)
関心:家庭的な雰囲気
NGワード:「人材紹介」「採用」
効果的なキーワード:「なじみの関係」
■ 有料老人ホーム
決裁者:施設長+本社人事
関心:夜勤できる
NGワード:「人材紹介」「採用」
効果的なキーワード:「安い」
私:「……これまで、全部ひとくくりにして話してました……」
楠:「それでは届かないんです。相手の立場によって、響く言葉は全く違いますから」
「なぜ、介護施設は外国人材に消極的なのか?」
楠:「田中さん、施設側が外国人を採用するのに消極的な"本当の理由"って、ご存じですか?」
私:「うーん……やっぱり、言葉の壁とか文化の違いですかね」
楠:「表面上はそう見えます。でも、現場の声を拾うと、それは"本質"ではないんです」
そう言って見せられた調査結果には、予想外の数字が並んでいた。
【介護施設が外国人採用に慎重な本当の理由】(n=500)
- よく分からない(41%)
- 現場スタッフからの反発(28%)
- 「日本人でも大変なのに…」
- 「利用者さんが不安がるかも…」
- 経営層の誤解と無関心(19%)
- 成功イメージがまったくない
- 制度が複雑すぎる(12%)
- 在留資格の違いが分かりづらい
- 必要な書類が多すぎる
- 監査が怖くて動けない
楠:「だから、ただ"外国人介護士どうですか?"って聞いても、絶対に響かないんです」
この一連のやりとりで、私はようやく気づいた。
"相手の立場や事情を知らずに提案していた"ことが、成果につながらなかった最大の原因だったのだ――。
成功する営業トークの実例
楠さんがふとこう言ったんです。
「先週、実際にアポが取れたときのトーク、ちょっと聞いてみます?」
再生されたのは、スキマグループさんのアポインターさんが実際にお客様と話した録音音声でした。
アポインターさんの声が、静かに流れ出しました。
「お忙しいところ失礼いたします。実は、千葉県内の介護施設で、人材紹介会社さんの3分の1のコストで職員を採用できた事例がありまして。もしかすると、〇〇施設長にも関係があるかと思い、お電話させていただきました」
施設長は少し警戒した様子で答えます。
「ああ、人材の話? うちは今、足りてるからね」
でも、アポインターさんはすぐに食い下がるわけではありませんでした。
「そうですよね。今のご状況、よくわかります。実は、木更津市の特養さんも最初はまったく同じことをおっしゃっていたんです。でも、その上で――xxxx(※詳細は非公開)って話、施設長のところではいかがでしょうか?」
少し間を置いて、施設長がぽつり。
「xxxxかぁ…。確かに、それはあるかも。うん、確かにあるな」
アポインターさんは、その流れを丁寧につなぎました。
「実はその施設さん、ある方法を取り入れたことで、採用コストを3割も削減できたんです。もしご興味あれば、その方法を2分だけご紹介させていただけませんか?」
施設長の声が少し変わりました。
「えっ、3割も? それはちょっと気になりますね……。じゃあ、2分だけなら」
――そのとき、私は思わずつぶやいてしまっていました。
「……すごい。なんか、全然印象が違う……」
楠さんが少し微笑んで、言いました。
「気づきました? 売り込んでないんですよ」
その一言で、私はハッとしました。
そうか。
ただサービスを"売る"んじゃなくて、
相手の"課題"にしっかり寄り添って、
その先に、自社のサービスが自然と見えてくる――
本当に伝えるべきことって、こういうことだったんだなって。
5. 社内の抵抗と、静かな闘いの日々
2月7日(水)- 部長会議での提案
その日、いつもの部長会議とは空気が違っていた。重たい沈黙。全員が何かを察しているような、そんな雰囲気だった。
私は迷いながらも、ゆっくりと口を開いた。
「……営業のアウトソーシングを、本気で検討したいと考えています」
一瞬で、空気が張り詰めた。
"ありえない"、"うちのやり方じゃない"、そんな声が飛んでくるのはわかっていた。だからこそ、腹をくくって言った。
そのときだった。
社長が静かに、しかし確かに言葉を発した。
「……木下、もう少し詳しく話してくれ」
その一言に、私は胸の奥で、ふっと灯る小さな希望を感じた。
わずかに差し込んだその光を、絶対に無駄にしたくない。そう強く思った。
社長との対話、その夜。
2月9日(金)19時。
残業明けのオフィスには、もう誰の気配もなかった。
黙々と片付けをしていた私に、不意に社長の声が届いた。
「木下、ちょっと時間あるか。本音で話そう」
会議室に呼ばれ、ドアが閉まった瞬間、空気がピリッと変わる。
静まり返った部屋で、社長がゆっくり口を開いた。
「なあ、なんでお前、外注したいって言い出したんだ?」
私は一瞬、言葉を詰まらせた。でも、もうごまかせない。
「……正直に言います。このままじゃ、契約が取れません」
社長は黙ったまま、じっとこちらを見つめている。
私は言葉を絞り出した。
「今のやり方を続けていたら、確実に結果が出ないと思ったんです。
正直、外注がうまくいくかどうか、自信はない。でも……何もしなければ、このまま沈んでいくだけです」
部屋の中に、時計の針の音がやけに大きく響いた。
長い沈黙のあと、社長が口を開く。
「……実はな。俺も、同じことを考えてたんだよ」
「……え?」
「お前らの表情、毎日見てりゃ分かるさ。限界が近いってことくらい。
でもな、正直、外注って聞くだけで、"どうせ成果なんて出ない"って、決めつけてたんだ。
けど、いつかは判断しなきゃいけない時が来るとは思ってたよ」
その言葉に、胸が熱くなった。
「社長……」
「よし、まずは1か月だけやってみろ。試してみろ。
ただし――結果が出なかったら、即撤退。いいな?」
覚悟を問うような社長の目を、私は真っすぐ見返した。
「……わかりました」
6. 導入を決めた3つの理由
理由1:圧倒的な専門性の違い
2月12日、●●●●●●●●から詳細な提案書が届いた。
そこに書かれていた「営業担当者プロフィール」を見て、正直、打ちのめされた。
【御社の営業を担当するスタッフ】
担当A:山本(62歳)
- 前職:特別養護老人ホーム採用責任者(8年)
- 実績:ベトナム人介護士26名の採用・定着に成功
- 保有資格:介護福祉士、介護支援専門員
- 得意分野:看取りケア、認知症ケア
担当B:佐々木(45歳)
- 前職:登録支援機関での支援責任者(5年)
- 実績:介護施設向け特定技能外国人300名以上をサポート
- 対応言語:英語、ベトナム語、インドネシア語
- 得意分野:定着支援、トラブル対応
担当C:伊藤(59歳)
- 前職:大手人材会社介護事業部長(12年)
- 実績:介護施設500施設以上との取引実績
- 人脈:施設長300名以上と直接連絡可能
- 得意分野:経営層への提案、大規模施設開拓
「これ...勝てるわけない」
理由2:リスクの低い料金体系
他社との比較表を作ってみて、改めて驚いた。
【営業代行3社比較】
| 項目 | P社 | Q社 | スキマグループ |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 50万円 | 30万円 | 0円 |
| 月額基本料 | 30万円 | 40万円 | 0円 |
| 成果報酬 | なし | 1万円/件 | 3.3万円/件 |
| 最低契約 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 1ヶ月 |
| 解約金 | 残期間分 | 3ヶ月分 | なし |
| 介護特化 | × | △ | ◎ |
| 特定技能専門 | × | × | ◎ |
理由3:成功へのロードマップの明確さ
●●●●●●●●が示した「3ヶ月計画」は、具体的で実現可能に思えた。
【成功へのロードマップ】
第1月(2月):基盤構築期
- 介護施設リスト500件の精査と分類
- 施設種別ごとのスクリプト開発(4種類)
- 目標:週10アポ→月40アポ(成約率50%)
第2月(3月):拡大期
- 成功パターンの横展開
- 大規模法人へのアプローチ開始
- 目標:週12アポ→月48アポ(成約率55%)
第3月(4月):最適化期
- データ分析に基づく改善
- リピート案件の創出
- 目標:週15アポ→月60アポ(成約率60%)
しかも、週次でのレポートと、月1回の戦略会議付き。
「これなら...いけるかも」
7. 初月で起きた信じられない変化

2月19日(月)- 運用開始初日
朝9時、メールボックスを開くと、●●●●●●●●からの報告が。
【初日実績報告】
活動時間:9:00-17:00
コール数:124件
接続数:56件(接続率45.2%)
アポ獲得:3件
【獲得アポ詳細】
1. 千葉市・特養(80床)
決裁者:施設長+看護部長
課題:夜勤スタッフ不足
2. 船橋市・老健(100床)
決裁者:事務長
課題:リハ助手の確保
3. 市川市・GH(18床)
決裁者:ホーム長
課題:認知症ケアの質向上
「初日で3件...?」
私たちは1週間かけても1件取れるかどうかだったのに。
2月26日(月)- 1週間後の衝撃
【第1週実績】
- 総コール数:623件
- アポ獲得:12件
- アポ率:1.93%
- 商談実施:11件
- 成約:7件
- 成約率:63.6%
しかも、アポの質が全然違う。
うちの営業が取ってきたアポ:
「とりあえず話だけ聞く」「15分なら」「資料だけ送って」
●●●●●●●●が取ってきたアポ:
「XXXの課題、まさにその通り」「ぜひ具体的な話を」「他の施設の成功事例を詳しく」
齊藤:「木下部長、これ、本当にうちの会社のアポっすか?」
3月15日(金)- 初月の集計
【2月度実績(2/19〜3/15)】
| 指標 | 目標 | 実績 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| アポ獲得 | 30件 | 47件 | 157% |
| 商談実施 | 25件 | 45件 | 180% |
| 成約 | 12件 | 27件 | 225% |
| 成約率 | 50% | 60% | 120% |
| 売上 | 3,000万 | 4,500万 | 150% |
「やばい...マジでやばい...」
成約率60%。この数字を見た瞬間、私は自分の目を疑った。
これまでの成約率は良くて15%だった。それが一気に60%に跳ね上がった。
何が変わったのか?
答えは明白だった。アポの質が完全に変わったのだ。
現場で起きた意識改革
営業チームの変化
一番驚いたのは、うちの営業チームの変化だった。
Before(アポ取り時代)
- 朝礼「今日も頑張りましょう...」(暗い)
- 日中:ひたすら電話(無言)
- 夕礼「今日もダメでした...」(さらに暗い)
After(商談特化後)
- 朝礼「今日は3件商談!提案資料チェックお願いします!」
- 日中:施設訪問、提案書作成、フォロー電話
- 夕礼「〇〇施設、契約決定です!来週から人材紹介開始!」
齊藤:「木下部長、俺、営業って楽しいんだって初めて知りました」
鈴木:「家族に『最近顔が明るくなった』って言われました」
鈴木:「私、もう辞めません!」
予想外の副次効果
1. 提案力の向上
アポ取りに時間を使わなくなった分、提案書の質が劇的に向上。
施設ごとにカスタマイズした資料を作る時間ができた。
2. 介護知識の深化
●●●●●●●●からの週次レポートに、「なぜこの施設はアポが取れたか」の分析があり、
介護業界の知識が深まった。
3. 既存顧客との関係強化
電話に追われなくなった分、既存顧客のフォローに時間を使えるように。
結果、紹介案件が月2件発生。
成約率60%を実現した3つの要因
なぜ成約率が60%まで上がったのか。振り返ると、3つの要因があった。
要因1:事前ヒアリングの徹底
●●●●●●●●は、アポを取る段階で施設の課題を詳しく聞き出していた。
「人が足りない」→「どの時間帯に?」「どんな業務で?」
ここまで深掘りされたアポは、商談で的を射た提案ができる。
要因2:決裁者の同席率が格段に向上
これまで:事務員や主任レベルとの面談が多い
営業代行後:施設長や事務長との面談が8割
要因3:競合他社との差別化が明確
施設側が「なぜこの会社なのか」を理解した状態で商談に臨むため、
価格競争に陥らず、価値提案で勝負できるようになった。
🎊 驚異的な成約率60%の内訳
8. なぜ介護施設への営業は特殊なのか
時間帯別・曜日別の攻略法
ゴールデンタイム(介護施設)
| 時間帯 | 接続率 | アポ率 | 成約率 | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| 10:00-11:00 | 48% | 4.2% | 65% | 朝の申し送り後 |
| 13:30-14:30 | 52% | 5.1% | 58% | 昼食介助後 |
| 15:30-16:30 | 41% | 3.8% | 62% | おやつ後 |
避けるべき時間
- 7:00-9:00:朝食・朝礼
- 11:30-13:30:昼食
- 17:00-19:00:夕食・申し送り
曜日別特性
- 月曜:会議多し(避ける)
- 火・水:ベスト
- 木:まあまあ
- 金:午前のみ
- 土日:絶対NG
成約率60%を支えた施設別アプローチ
特養(成約率68%)
キーワード:「夜勤専従」「看護師との連携」
決裁者:施設長+看護部長
提案内容:夜勤体制の安定化による入居者の安全確保
老健(成約率55%)
キーワード:「在宅復帰支援」「リハビリ補助」
決裁者:事務長
提案内容:リハビリ部門の人材確保による収益向上
グループホーム(成約率72%)
キーワード:「なじみの関係」「家庭的な雰囲気」
決裁者:ホーム長
提案内容:利用者との信頼関係構築による生活の質向上
有料老人ホーム(成約率48%)
キーワード:「コスト削減」「サービス向上」
決裁者:施設長+本社人事
提案内容:人件費削減と入居者満足度向上の両立
9. 営業代行会社の選び方
失敗しない5つのチェックポイント
私たちの経験から、絶対に確認すべきポイントをお伝えします。
1. 業界特化の度合い
- ◎:介護施設専門
- ○:医療・介護に強い
- △:人材紹介全般
- ×:全業種対応
質問例:「特養と老健の違い、説明できますか?」
2. 在籍スタッフの経歴
- 介護現場経験者がいるか
- 人材紹介の経験年数
- 特定技能の知識レベル
質問例:「特定技能1号の在留期間、即答できますか?」
3. 料金体系の透明性
- 完全成果報酬がベスト
- 隠れコストがないか
- 最低契約期間は短いほど良い
質問例:「1ヶ月でやめたら、いくらかかりますか?」
4. 成約率の実績
- アポ獲得だけでなく、成約率を確認
- 直近3ヶ月の成約率データ
- 施設種別ごとの成約率
質問例:「成約率60%の根拠を教えてください」
5. レポートの詳細度
- 日次 or 週次レポート
- 改善提案の有無
- 成約に至らなかった理由の分析
質問例:「失敗事例も共有してもらえますか?」
比較検討シート
| チェック項目 | 配点 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|---|
| 介護特化度 | 30点 | 10 | 20 | 30 |
| スタッフ専門性 | 25点 | 15 | 20 | 25 |
| 料金体系 | 20点 | 20 | 10 | 15 |
| 成約率実績 | 15点 | 5 | 8 | 15 |
| サポート体制 | 10点 | 5 | 8 | 10 |
| 合計 | 100点 | 55 | 66 | 95 |
10. よくある質問と本音の回答
Q1:営業を外注するのは、逃げじゃないですか?
正直な気持ちを言うと――
最初、私も「それって逃げなんじゃないか?」と思っていました。
でも今なら、はっきり言えます。逃げじゃありません。むしろ、前に進むための選択です。
なぜそう言えるのかというと、私自身、事業を回すってどういうことかをきちんと理解していなかったんです。
「人を雇う」とか「チームを作る」とか、つい"人"に意識が向きがちだけど、本当は逆でした。
事業って、"やるべきこと"の集合体なんですよね。
何をやるかが先にあって、それに対して必要なできる人を配置していく。
うちのチームは3人だけ。でも、法人開拓という重要な業務ができない人が付いてしまっている。
それは「人が足りないから」じゃなくて、「業務に対して人を付ける」という発想がなかったからなんです。
この視点を持てたことで、「外注=逃げ」という思い込みはきれいに消えました。
今は、自分たちだけで抱え込むより、成果を出すために必要なリソースを補うというごく自然な選択だと思っています。
最後に言わせてください。
プライドじゃ飯は食えない。
本当にそう思います。
Q2:社内の抵抗はありませんでしたか?
本音の回答:
めちゃくちゃありました。特に他部署から。
「営業が自分でアポも取れないなんて」
「そんな会社に将来はあるのか」
でも、3ヶ月後、誰も文句を言わなくなりました。
数字が全てを物語るからです。
特に、成約率60%という数字を見せた瞬間、全ての批判が沈黙に変わりました。
Q3:本当に質の良いアポが来るんですか?
本音の回答:
最初の1週間は半信半疑でした。
でも、2週目には確信に変わりました。
なぜなら、商談に行ったら施設長が
「そうそう、それが聞きたかったんだよ」
と言ってくれたから。
今まで「とりあえず話だけ」だったのが、
「具体的な提案を聞きたい」に変わったんです。
そして何より、成約率60%という数字が全てを物語っています。
Q4:費用対効果は本当に合いますか?
本音の回答:
計算してみてください。
あなたの会社の
- 1人あたり人件費
- 月間アポ獲得数
- アポ1件あたりのコスト
- そして、最も重要な成約率
これを出してみて、代行費用と比較する。
多分、代行の方が圧倒的に安いはずです。
うちの場合:
- 自社:1アポ32万円(成約率15%)
- 代行:1アポ3.3万円(成約率60%)
成約1件あたりで計算すると:
- 自社:213万円/成約
- 代行:5.5万円/成約
もう、比較になりません。
Q5:デメリットはないんですか?
本音の回答:
あります。正直に言います。
- 外注しても、100%契約取れるアポイントはくれない。
ただし、成約率60%は驚異的です。 - 自分の営業のやり方を変えなくてはならない。
今だからこそ言うのですが、最初にもらったアポイントで商談を行った際、スキマグループさんの言うことを信用していなくって、前々からやっていた営業トークでやっていました。で、実際に、失注したら「●●って言われたんだけど」「XXXって言われるのどうにかしてください」って言っちゃって困らせていました。あの時は、すいません。あの時、自分を、必死に説得してくれた楠さん、川嶋さんには本当に感謝しています。
でも、成約率60%という結果が出たから、今でも続けています。
まとめ:あなたへのメッセージ
長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2025年2月3日、私は会社のトイレで泣いていました。
298コール、0アポ。
38歳、営業部長。
部下の前では強がってたけど、心は折れてた。
でも、今は違います。
月47アポ。成約率60%。
部下たちは生き生きと働いています。
私も、営業の楽しさを取り戻しました。
もしあなたが、昔の私と同じように苦しんでいるなら。
300コールで1アポという地獄にいるなら。
一歩踏み出してください。
プライド?そんなもの捨てちゃえ。
大事なのは、結果です。
そして、働く人の笑顔です。
営業代行は、敗北じゃない。
賢い選択です。
最後に、私の部下・齊藤の言葉を送ります。
「木下部長、俺、気づいたんです。
アポを取ることが仕事じゃない。
お客様の課題を解決することが仕事なんだって。
やっと、本当の営業ができるようになりました。
そして、成約率60%という数字が、それを証明してくれています」
あなたも、本当の営業を始めませんか?
【法的注記】
※1 本記事に記載されている数値は、特定企業の実績を基にしていますが、プライバシー保護のため一部修正を加えています。
※2 成果は企業の状況、市場環境、実施時期により異なります。記載の成果を保証するものではありません。
※3 「特定技能」は出入国在留管理庁が定める在留資格です。制度の詳細は最新の法令をご確認ください。
※4 営業代行サービスの利用にあたっては、各社の利用規約、契約条件をよくご確認ください。
※5 本記事は2025年2月時点の情報に基づいています。法令、制度は変更される可能性があります。
※6 個人情報の取り扱いについては、各社のプライバシーポリシーに従います。

